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指導者だより

思い出をしまう

2026年09月

山村留学指導員 桐生 穣

 育てる会の朝の集いといえば、どの学園でも、ラジオ体操、やまびこあいさつ、自然の話、の三つだろう。私にとって真っ先に思い浮かぶのは「自然の話」だ。指導員が持ち回りで投げかけることになっている。

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立ち止まって

2026年07月

山村留学指導員 村田宗一郎

 「草が気持ちよさそう」ある小学生が登校中、突然立ち止まりこう呟(つぶや)いた。用水路から流れ込む水に揺られる田んぼの稲を見ていた。何気ない一言だったが、なぜか私の心に残った。私も同じ場面を見ていたが、歩き慣れた通学路、いつもと同じ風景の中に混じり、見慣れた景色の一部になってしまっていた。ふと考えた時、いつからか年を重ねるにつれ、外を歩くときに立ち止まって何かを観察したり、景色を眺める機会が減ってしまっていたように思う。それと同時に、その行為の大切さを再認識した。

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「ハチ入ってるかな?」

2026年05月

山村留学指導員 加賀美嶺

 「今年はミツバチを飼って、ハチミツとりたい!」
 この留学生の一言が、大きな体験の『輪』を広げている。
 そもそも、その子が養蜂に興味を持ったきっかけは、週末活動で見たハチの巣箱。群馬では有名な梅林を見に行った時の一場面だ。広い梅林の中にぽつんと置かれている蜂箱を見て、その小さな箱の中で行われている生命の営み、そしてその恩恵を享受することに感銘を受けたのだという。

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「子どもが見る世界」

2026年02月

山村留学指導員 山崎ひかる

 多国籍のスタッフがいる環境で働いていると、子ども達の見ている世界に驚かされることがある。私たち大人はつい「外国人スタッフ」と「日本人スタッフ」と無意識に分けて考えてしまうが、子ども達は違う。彼らにとっては、ネイティブで英語を話すかそうでないか、そのくらいの認識で国籍を強く意識している様子はあまりない。

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「多様性」

2025年12月

山村留学指導員 飯島千尋

 多様性と聞くと、表面的に見えるもの、例えば、性別、人種や国籍などが思い浮かぶだろう。しかしこの言葉の本来の意味には区分などはなく「違いを排除せず価値として生かすこと」である。私は英語村で子どもたちと接してきてこの集団生活では多様性の本質が生まれると感じている。それを感じた瞬間が二つある。普段の生活と英語村で今年から初めて挑戦した個人体験活動だ。

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「個人体験の伴走者」

2025年09月

山村留学指導員 柴田絢

 子ども達の入村とともに、私自身の山村生活が始まり、早くも六ヵ月が経とうとしている。自然の中で生活していると、自分が生まれるよりはるか前からこの地を生き抜いてきた自然の生命力に感心させられる。そして、その自然を利用してきた人々の暮らしの知恵に多くを学ぶ。これに気づけただけでもここに来てよかったと感じ、毎日伸び伸びと過ごしている。この体感を留学生にも感じ取ってもらう機会として、個人体験が楽しみである。

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「理解し、尊重できる子」

2025年07月

山村留学指導員 桐生穣

 くらぶち英語村に来て3か月が経ち、英語でのコミュニケーションも次第に円滑に行えるようになってきた。最初は英語が一切分からない子も、気付けば英語で受け答えができるようになり、子どもの吸収力に驚かされている。

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「自然に目を向ける」

2025年05月

山村留学指導員 谷田怜海

 GW四連休の初日は、英語村裏の山の散策。舗装されていない道もあり、落ち葉の上を歩くだけでも子どもたちは楽しめる。しかしもっと春を味わってほしくて、生活班対抗の「ネイチャービンゴ」を実施した。マス目は選択肢を与え、各班で記入してもらうことに。花や植物の名前ではなく、「朝のつどいで紹介したもの」「食べられる植物」などテーマから選択した。午前中に三十分間のビンゴ作りタイムを設けると、辞書や図鑑を手に子どもたちは真剣に相談。「この花、通学路で見た!」「この英語、朝のつどいで教えてもらったよね」と盛り上がった。

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「粘り強さ」

2025年02月

山村留学指導員 主代望都

 新年が明け、子どもたちが元気に英語村に帰ってきた。短かい冬休みはあっという間に過ぎていったが、それと同じくらい早く過ぎてしまうように感じられるのが、最後の三ヶ月である。
 毎年のことながら、この時期は、少ししんみりしてしまう。集団生活にも慣れ、活動にも精力的に参加していく子ども達は、自信にあふれ、とても生き生きしている。そんな子ども達の成長した姿を見るにつけ、別れへの一抹の寂しさが胸に去来するからだろう。

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「修園生のふるさと」

2024年11月

山村留学指導員 今野公彦

 くらぶち英語村が2018年にスタートして今年度で7年目となります。世界各国から集まった外国人スタッフと一緒に作り上げる山村留学は国内初の取り組みです。模範となる施設がないので、当初は試行錯誤の毎日だったのを思い出します。それから7年の月日が経ち、気付けば約90名を超える留学生が英語村を巣立ちました。
 今回は1人の修園生が、英語村を訪れたエピソードを紹介したいと思います。

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