姿で見せる指導者に
山村留学指導員 大山楽人
これから滑る斜面を見下ろす。コース上に人はいない。ゴールエリア付近にはたくさんの人だかり、視線が自分に注がれる。「ふー」と一息。緊張で高鳴る鼓動を感じながら、滑り出す。
先日、東京都スキー連盟主催のスキー技術選手権大会に参加してきた。男子では約260人が出場し自分のスキー技術を競い合う。私は、5回目の出場となったが、何度出場しても一年で一番緊張する瞬間だと感じる。
雪遊びの中で
山村留学指導員 加藤舞
売木村では、今年も十一月下旬から雪が降り始め、これまでに何度も積雪が見られました。雪が積もると、私がやることは、そう、雪遊び。部屋の中から雪景色を眺めるのも好きですが、私は外に出て雪に触れたい! 生まれ育った地元では、年に一回数センチ積もるかどうかなので、売木村で暮らす間は、十二分に雪を楽しみたいと思っています。
『あー、大岡だなぁ』
山村留学指導員 大嶋しおり
1月、雪が降る日に大岡に引っ越してきた。車を運転しながら大岡に向かう坂は、曲がりくねって急で、センターに近づくにつれて、雪で白く深くなっていく。
私は、12年前に育てる会に入職、大岡で指導員として4年間過ごし、その後はくらぶち英語村の立ち上げで高崎市へ異動。倉渕で英語村の指導員として6年間。その後一度育てる会を退職し、一年半、南国高知県で農作業や介護やサップガイドなど、季節の仕事を転々として、今回、縁あって再び大岡に戻って来た。いろいろな巡り合わせを感じながら、1月より大岡ひじり学園の指導員をしている。
雪が見せてくれるもの
山村留学指導員 浅平泰地
雪が降ると、地上にはそれまで見えなかった動物たちの足跡が現れる。通学路や牧草地、スキーリフトの眼下には様々な動物たちの足跡が付いている。
三瓶で生活をしていれば、しばしば野生動物を見かけることがある。しかし雪に残った足跡を見ると、想像よりずいぶん多くの動物たちが、冬の自然の中を闊歩(かっぽ)していることが分かる。先日ノルディックスキーの活動をした際には、イノシシ、ノウサギ、ヤマドリの足跡を見つけた。また他にも、テンやキツネ、タヌキと思しき足跡も見ることができた。
「粘り強さ」
山村留学指導員 主代望都
新年が明け、子どもたちが元気に英語村に帰ってきた。短かい冬休みはあっという間に過ぎていったが、それと同じくらい早く過ぎてしまうように感じられるのが、最後の三ヶ月である。
毎年のことながら、この時期は、少ししんみりしてしまう。集団生活にも慣れ、活動にも精力的に参加していく子ども達は、自信にあふれ、とても生き生きしている。そんな子ども達の成長した姿を見るにつけ、別れへの一抹の寂しさが胸に去来するからだろう。
豪雪の風景
山村留学指導員 松浦実穂
二月四日、南砺市に大雪警報が出た。子どもたちはホームステイで各家庭に滞在中だ。いそいそと荷物をまとめて、部屋を借りている教員宿舎への帰路につく。普段は町に帰っていく学校の先生方の車も、この日は宿舎にたくさん停められていた。
