受け継がれるもの
山村留学指導員 大山楽人
今年度も一学期が終わろうとしている。毎年、一学期は山村留学の生活の流れをつくる大切な時期だ。新入園生はもちろん、継続生も新しい仲間へ生活を教えることに頭を悩ませる。そんな姿を見ながら、「先輩」とはどんな存在なのだろうと考えることがある。
得難い素敵な経験
山村留学指導員 戸田佐和子
学園では"もみじ"という採卵鶏を飼育している。センター生活中の朝、当番で世話に励む学園生。中には鶏を怖がる子もいるが、小屋に卵があると「卵あった!」と皆嬉しそうに採取し、洗って厨房へ。そして、新鮮な卵を食べられる幸せや喜びを享受している。
足音と作物への愛情
山村留学指導員 伊藤僚
そろそろ梅雨が明けようとしています。子どもたちが5月末に植えた野菜たちは、ぐんぐんと伸びてきていますが、それを上回る速さで雑草たちがはびこり始めてきました。今年も草たちとの競争が始まったなあと感じます。
畑奮闘記
山村留学指導員 土本愛果
センターでは子どもたちと一緒に畑仕事をしているが、今年は自宅でも畑を始めてみた。祖父が亡くなって以来、祖母が一角を使うのみになっていた畑。私はその空いている場所に、とうもろこし、枝豆、さつまいもなどを植えた。
立ち止まって
山村留学指導員 村田宗一郎
「草が気持ちよさそう」ある小学生が登校中、突然立ち止まりこう呟(つぶや)いた。用水路から流れ込む水に揺られる田んぼの稲を見ていた。何気ない一言だったが、なぜか私の心に残った。私も同じ場面を見ていたが、歩き慣れた通学路、いつもと同じ風景の中に混じり、見慣れた景色の一部になってしまっていた。ふと考えた時、いつからか年を重ねるにつれ、外を歩くときに立ち止まって何かを観察したり、景色を眺める機会が減ってしまっていたように思う。それと同時に、その行為の大切さを再認識した。
村民になる
山村留学指導員 邑上貴厚
私は今年度で、南砺市利賀村に赴任してから6年目を迎える。
これまでの赴任地ではここまで長期間赴任したことが無かった。
そのためだろうか。3年目過ぎたあたりから、少しずつ「ちゃんと村民の一人でありたい。」という想いが募り始めた。
