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指導者だより 月別アーカイブ(2025年9月)

「稲作を通して」


山村留学指導員 寺崎成希

 今年も酷暑による田んぼの水不足や線状降水帯の発生による局地的な大雨など、全国的に米作りには苦労が絶えない年となったように感じます。そんな中、センターでは無事に稲刈りを迎えることができ、一安心しているところです。
 米作りには収穫までに様々な作業がありますが、それ以上に自然の力に頼ることの方が多いなと改めて実感する年となりました。

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トコトン追究!


売木学園学園長 松村和芳

 売木小中学校では、今年度からすべての子どもが「好き・楽しい・なぜ・やってみたい」をもとに自分で課題を設定し、学び方を自己調整しながら追究して、「わかった・できた」ことの喜びを実感できる学校を目指し、学校改革を進めています。この取り組みは長野県のウェルビーイング実践校「TOCO-TON(トコトン)」に指定されました。

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『ポランとの時間』


山村留学指導員 大嶋しおり

 センターで飼っていた甲斐(かい)犬ポランが亡くなった。命日は7月20日、良く晴れていて、暑い夏の日。活動を中断して、蚊取り線香の香りと学園生みんなが摘んだ野草でポランを見送った。

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「一人挑んだ森の厳しさ」


山村留学指導員 浅平泰地

 三瓶こだま学園には、三期生が作詞した学園歌、「僕らの風」がある。学園生の視点から山村留学の四季が秀逸に描き出されている。その学園歌にこんな一節がある。「ひとり挑んだ森の厳しさ、一人試した自分の力」。春夏秋冬の秋の部分に当たるこの歌詞は、ソロキャンプの事を表している。

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「個人体験の伴走者」


山村留学指導員 柴田絢

 子ども達の入村とともに、私自身の山村生活が始まり、早くも六ヵ月が経とうとしている。自然の中で生活していると、自分が生まれるよりはるか前からこの地を生き抜いてきた自然の生命力に感心させられる。そして、その自然を利用してきた人々の暮らしの知恵に多くを学ぶ。これに気づけただけでもここに来てよかったと感じ、毎日伸び伸びと過ごしている。この体感を留学生にも感じ取ってもらう機会として、個人体験が楽しみである。

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忘れゆく「旅」のありかた


山村留学指導員 山口楓雅

 今年度、夏季行事の新たな試みとして、上級者向けの「アドバンスコース」を実施した。利賀を出発し、廃れた旧道や集落跡地を通り抜け、街を目指して歩き続ける5日間の旅。コンセプトは、車が  なかった時代の交通を再現すること。参加者の子どもたちは、道中たくさんの苦難に見舞われながらも、見事、目的地の福野駅まで踏破。城端線に乗車し、流れゆく車窓を眺めて、呟(つぶや)く声が聞こえた。
「車とか電車って、偉大だなあ。だから、僕らが歩いてきた道は忘れられちゃったんだなあ。」

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