継続生の宿命
山村留学指導員 大山楽人
令和七年度の一年間がスタートした。今年度の新入園生は少なめだが、基本的生活習慣を身につけていく中で、早くも継続生が教えることの難しさに直面している。
四十三期スタート
山村留学指導員 戸田佐和子
四月三日、売木学園に十名の山村留学生が集まった。入園のつどいでは、例年用いているダンコウバイではなく、花期を迎えていたマンサクの一枝を各自手に入場。一つの飯盒(はんごう)に挿していき、全員で協力し合って暮らすことを誓った。
春の原体験
山村留学指導員 横山みのり
入園の集いを終え、子どもたちが共同生活に慣れてきた頃、朝食後の片付けを終えた私は、厨房の窓から差し込む日差しに誘われて、勝手口の戸を開けた。すると、途端に暖かな風が手足の間を通り抜け、同時にほのかに甘い香りが鼻先をくすぐった。春の香りだ。
伝統文化に触れる
山村留学指導員 吉澤かおり
センター周辺の桜がいつ満開になるのかと待っていたが、いつの間にか散ってしまい、そんな寂しさの中車を走らせふと景色を見ると、もう藤の花が遅咲きの桜と一緒に咲いている。島根生活二年目になったが、とにかくまだまだ色んな発見と驚きと感動があり、日々楽しんでいる。そして私と同じよう日々色んな発見に目をキラキラさせて報告してくる学園生との一年がまた今年も始まった。
「自然に目を向ける」
山村留学指導員 谷田怜海
GW四連休の初日は、英語村裏の山の散策。舗装されていない道もあり、落ち葉の上を歩くだけでも子どもたちは楽しめる。しかしもっと春を味わってほしくて、生活班対抗の「ネイチャービンゴ」を実施した。マス目は選択肢を与え、各班で記入してもらうことに。花や植物の名前ではなく、「朝のつどいで紹介したもの」「食べられる植物」などテーマから選択した。午前中に三十分間のビンゴ作りタイムを設けると、辞書や図鑑を手に子どもたちは真剣に相談。「この花、通学路で見た!」「この英語、朝のつどいで教えてもらったよね」と盛り上がった。
伝統が息づくところ
山村留学指導員 松浦実穂
五月。今年も利賀の各地区で春祭りが行われた。私は、毎年ホームステイで留学生を受け入れてくださっている阿別当地区の獅子舞と、昨年二名の留学生がお世話になりご縁があった上百瀬地区の獅子舞に、笛吹のお手伝いとして参加した。地区の方々が百五十年ほども繋いできた獅子舞に、未熟な笛を温かく交え、教えてくださることが、単純にとても嬉しい。
