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「女性職員として働く」

山村留学指導員 谷田怜海

 入職六年目、後輩も多くなり、指導員としてこれからも長く働き続けることについて考える機会も増えた。

 この仕事は、子ども達の日常生活そのものに深く関わる仕事だ。それは寝食を共にし、例えば入浴指導をすることだけではない。女性職員として思春期真っ只中の女の子達の悩みを聞いたり、男子との距離感について議論したり、体調変化への戸惑いを聞いたりする。同性の職員だからこそ子ども達が安心して話せる内容であることも少なくない。子どもにとっても、悩み相談できる指導者の選択肢が男性だけ女性だけでないという事実が安心感につながる面もあると思う。だからこそ、性別に限らず継続して働ける環境は必要なのだ。
 一方で、女性職員としては、結婚後も出産、子育てをしながら働き続ける姿を、私はまだ身近に感じられていない。24時間体制で子どもたちを預かる山村留学の現場では、先輩指導員も葛藤があったに違いないと思う。
 今年、結婚した私だが、まだまだこの仕事を続けたいと思っている。それと同時に自分で子育てを経験してみたいとも思い始めた。
 先日、気心知れた学園生から「いつでも赤ちゃんの面倒見る準備出来ているから!」と声をかけられた。何気ない一言だったが、周りには支えたいと思ってくれる人達がいることを改めて感じられた。
 山村留学する子ども達に寄り添い続けるためにも、これからの働き方を自分自身でも模索していきたい。

写真:背中を押してくれる子ども達
写真:背中を押してくれる子ども達















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