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四十四期スタート

山村留学指導員 戸田佐和子

 四月六日、入園のつどいを行った。五名の山村留学生は、ダンコウバイの花の枝を手に入場。一つの飯盒(はんごう)に挿していき、来春まで皆で協力して暮らすことを誓った。

 四十四期生の内訳は、小学六年と中学一年が二名ずつ・中学三年が一名、男子四名・女子一名、新入園生三名・継続生二名。ここ数年では少人数だが、デメリットを嘆くのではなく、小回りが利いたり、人との結びつきを深めたりできるといったメリットを重視して生活や活動をしようと心に決めた。
 早いもので入園から一か月。定着度合はそれぞれだが、生活の土台や自立の糧となり、心と体のゆとりの上に立ち、自信を持って活動し十分な効果を得るために、新入園生は基本的生活習慣と生活技術の習得に励んできた。当初は、覚えることや身につけることが山ほどあり、何をするにしても時間がかかる中、当番や係の役割がすぐに回ってきたり、日課の掃除の負担がかなり大きかったりと、少人数ならではの問題に直面。しかし、"べき思考"を一旦捨て、継続生と最適解を見出そうと模索した結果、生活が回り始め少し落ち着いてきた。皆が自然に協力する体制もできてきたように思う。
 ところで、この時期の体験活動は、労働を伴う農作業などが多く、ややもすると子どもたちの取り組み方は受け身になりがち。動機付けを十分に行ったり、従来とは異なる方法を取り入れたりして、やらされ感をなくし自発的に主体的に活動できるよう促していきたい。
 また、子どもたちに新しい体験活動や活動の場を提供するべくアンテナを張ろうと思う。今年度は、山留生が在籍する学級で進めているフクロウ保護活動に他学年の山留生も参加させてもらうことに。さらに、地元生に、これまで声がけしてきたキャンプ・船舶・太鼓・スケートといった活動のみならず様々な体験活動を山留生と共にしませんかと呼びかけることにした。

写真:地元生と一緒に行った田植え
写真:地元生と一緒に行った田植え














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