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短期の山村留学

山村留学指導員 稲井祐介

 今年も夏休みには、短期の山村留学を実施し、12泊13日の長期コースと、4泊5日の自然体験コースに、北は北海道、南は大分から大勢の子どもたちが参加してくれました。

 短期の活動といえど、一度参加してくれた子は、このセンターや三瓶、大田市にかなり興味を抱いてくれるようで、続けて何度も参加してくれる子がいたり、以前参加した子の弟や妹が参加したり、高校生や大学生になってスタッフやリーダーとして活動を手伝ってくれたりと、多くの縁ができます。
 今年、長期コースの参加者の中に、何となく見覚えのある子がいました。ただ、その子は初参加。もやもやした気持ちを抱えながらその子と話をしていると、以前その子の兄が参加したことがあるようでした。はっと思い当たる名前を挙げると、見事的中。見覚えがあったのは、8年前に長期コースに参加してくれた子の弟で、顔がそっくりだったからでした。それから話が弾み、お兄さんの現況を聞いてみると、海外の大学に行っているとのこと。「お兄ちゃんがここに来て、めっちゃ成長できたって。ここに来て人生が変わったって言ってたから、僕も来てみた」と教えてくれました。8年前に参加してくれたその彼とは、それ以降会うことはなく、当時、本人からそんな言葉を聞いたこともなかったので、実はそんなことを思っていたんだと知り、改めて自分が行っている仕事(活動)がどれだけ子どもたちに影響を与えているのかを深く考えさせられる出来事でした。
 "毎年恒例"と言えばよい意味で伝統や風習が続いているように聞こえますが、"毎年同じ"にならないように、これからも一つ一つの活動を熟考していきたいと思います。

写真:「2026長期コース
写真:「2026長期コース"デイキャンプ"」















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