大岡ひじり学園は三〇周年!
2026年09月
大岡ひじり学園
大岡ひじり学園
山村留学指導員 大嶋しおり
学園で山留生や短期の参加者と最初にキャンプの活動をするとき、テントや飯盒(はんごう)の使い方と共に、「今は三〇期生だから三〇年間使っているよ。この先も使えるように大切に」と話している。入職一年目のときは、台詞のように言っていただけだったかもしれない。でも、焦げてぺこぺこになっても、きれいに磨いて使い続けている飯盒で、美味しいご飯が炊けて、きれいにして、また次のキャンプで使い...それを繰り返していると、この先もずっと使い続けていけると今は思うし、そう願うようになっていた。
一〇月には、三〇周年の記念式典が予定されている。私自身は何もしていないが、長い時間をかけて、学園長や修園生の保護者、修園生たちがこの日のために、誰に何を伝えられるのだろうか話し合い、準備している姿を横目に見る。「大岡の山村留学がこれからも続いていくために...」「地域の方や関係する方に感謝を伝えるために...」「一期生から昨年までの学園生ができるだけ集まれるために、つながれるために...」と準備するのを、私が見かけるのは、ほんの一部分。知らないところで、たくさんの方が動き、創り上げられるこの日が、どんな日になるのか、とっても楽しみ。多くの人が集まり、心に残る時を過ごし、この先につながる時間になったらいいな。
大岡の小中学校に通う地域の子どもは、指で数えられるほどしかいない。先日、学園に三〇周年事業の寄付をしに来た地域の方。「中学生の通学路沿いだからね、毎日、声が聞こえると元気がでるよ。」「山留には本当に感謝」そんな話をしていってくれた。地域と山村留学、やっぱり大きい繋がり。そして、三〇年間の存在は大きい。
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写真:「30年間、みんなが通っている通学路」
