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「自由活動日」
南砺利賀みらい留学
山村留学指導員 邑上貴厚
育てる会の山村留学の1年間の活動の中で、「個人体験」という活動がある。これは、留学生ひとり一人が、テーマを定め、とことん追求していく活動だ。
子ども達と面談しながらテーマを決めていく中で大切にしていることは、「時間・個人の特性・地域性・実体験」の4つ。
この活動は育てる会の山村留学における柱の1つとなる活動であるが、その一方で、私としてはもう少し子どもたちの自由な発想を引き出したいといった思いや、テーマが定まるまで時間が掛かる子どもが一定数いるということを課題と捉えており、今年度、南砺利賀みらい留学では、「自由活動日」という形で新たな取り組みを行うこととした。
個別のテーマの活動に取り組みつつも、「自由活動日」とすることにより、季節に合わせた素朴な活動、例えば「川遊び」や「しいたけ焼き」等を選択しやすいというメリットがあると考えたことが、「自由活動日」という形にした理由だ。
月に1ー2回程度の頻度で実施をしていったところ、11月現在、個人的には比較的良い活動だったのではないかという手ごたえを感じている。
例えば、地域の方から栗をいただいた時に、「次の自由活動日に栗で料理しよう!それで栗をくれた方に持っていきたい。」という話が上がったり、「前回のキャンプでは火が起こせなくて悔しかった。自由活動日では同じ場所で再挑戦したい。」という子が何人も手を挙げたりと言った感じだ。また、「今日すごい暑いんだけど、皆で川遊びしない?」と言って連れ立って川へ出かけて行った日もあった。
個人体験としての「時間の流れ」と言うよりは、全体の活動も含めた個人の「時間の流れ」に寄り添った活動になるかもしれないと、冬以降の子どもたちの活動に期待をしたいところだ。
写真:いただいた栗の皮むき
