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指導者だより

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朝の運動

山村留学指導員 高倉歩生

 今年度の四分の一が終わり、留学生にとっての夏休みが近づいてきた。きっと普段会えない家族と一学期の思い出を話し、限られた日数を大切に過ごすのだろう。私にとって夏休みといえば小学生時代のラジオ体操だ。朝の七時から近所の公園に集まり、ラジオ体操をし、高学年にハンコやシールをカードにもらう。そしてセミを捕まえて遊ぶ約束をして朝食を食べに家に帰る。そんな生活をしていた。そんな風景を今でも鮮明に覚えている。中学生になるとラジオ体操に関する実技と筆記のテストがあった。それまで何となくしてきた動きに対し自信がついた。

 そんな自身の経験を思い出すと、留学生たちもラジオ体操の経験があるのか気になり「夏休みのラジオ体操はあるのか」と尋ねてみた。地域によってさまざまだった。しかしセンターでの生活には朝のつどいがある。留学生たちはラジオ体操を終えて、やまびこ挨拶で声を出したあたりから眠そうな表情が消えていく。その様子を見ると朝から体を動かすって良いなとしみじみ思う。そして運動習慣の長所に気づく。
 私は運動をしている時に、この競技と生涯的に関わり続けたいなと考えることがある。一定の技術を身に付けるとその物事に対してフットワークが軽くなり、新たな集団に導いてくれる。それが登山でもラジオ体操でもどのような運動にも当てはまる。私は今年度初めてスキーに挑戦する。初めて利賀村に来た四月時点において、雪があるという事実に驚いた。そんな積雪量の多い利賀村だからこそスキーの楽しさが学べるだろう。そしてそのことが私の人生を豊かにしてくれると信じているし、そんなきっかけを作れるように自分が楽しみ、留学生たちと一緒に練習していきたい。

通学合宿中のラジオ体操
写真:通学合宿中のラジオ体操















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