トップ > 山村留学 > やまなみだより

やまなみだより

八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記

原木切り出し・野沢菜漬け


12/9(日)

週末に入り急激に冷え込んでおり、この日の朝はマイナス3度。明け方には雪も薄っすらと積もっていました。

雪が降っても労働体験はあります。この日は、原木の切り出しと野沢菜漬けを体験し忙しい一日でした。

センターから美麻方面に行く途中の「女犬原キャンプ場」付近の山へ行き、大町市を拠点に事業を展開する「山仕事創造舎」の方々のご指導のもと、炭焼きに使う原木を切り出しました。

20181209_093339.jpg

のこぎりの使い方、木の切り方を教わり各班1本ずつ協力して木を伐りました。

DSC01705.JPG

IMG_1189.JPG

受け口と追い口という切れ込みを入れますが、受け口を作るのが難しく、「なかなかうまくいかないな」と苦戦している様子でした。それでも引くときに力を入れることを意識し、きれいな受け口を入れていました。最後に、反対側からノコギリで切れ込みを入れます。傾き始め「もう少し頑張れ!」とみんなで声援を送ります。大きな音と共に木が倒れると「お!倒れたー!」とみんなで拍手をしながら喜んでいました。

20181209_110430.jpg

切り倒した木は、協力して車に乗せ炭焼き小屋の薪置き場まで運び作業を終えました。

午後は、野沢菜漬けと大根洗いの作業をしました。
野沢菜漬けは、下洗い、本洗いをしきれいにしてから計測し、1束5キロに分けていきます。

IMG_1208.JPG

DSC_0104.JPG

DSC_0111.JPG

寒い中での作業でしたが、「寒い!」「足先凍っちゃう!」と言いながらも寒さに負けずにせっせと作業をしていました。

今年は、学園の畑で秋に蒔いた野沢菜が大きく育ち、60キロもの野沢菜を漬けることができました。醤油漬けと塩漬けの2種類を作りました。

夜には、次年度の留学を希望する体験入園者が大勢来園しており、太鼓演目を披露しました。


23:33


座禅体験・選択活動


12/8(土)

センター入り後、最初の週末活動。八坂の隣町、池田町にある曹洞宗の成就院で座禅体験をしました。

DSC_0021.JPG

20181209215349.jpg

壁に向かって座り、約30分間座禅をしました。途中、警策で叩かれてみたい人は、自ら合掌をし叩いてもらう体験をしている子もいました。
座禅が終わると「足が痺れたー」と立ち上がるのに苦労している子も。

DSC_0042.JPG

座禅のあとは写経も体験。仏様の絵やお経などを無心で書き写していました。

お寺でお昼を食べ午後は、選択活動。

池田町から大峰高原を通り八坂に向かい歩くグループと、春にお茶碗を作った「相道寺焼」で陶芸を体験するグループに分かれて活動しました。

DSC_0078.JPG

IMG_1167.JPG

歩く組は約15キロの道のりを歩きました。この日は天気も良く、「気持ちいいね!」とサクサク長い道のりもサクサク歩いていました。

DSC01613.JPG

DSC01605.JPG

陶芸体験では、湯飲みやマグカップ、花瓶など自分の好きなものを作りました。春にお茶碗を作っていることもありなかなかの完成度!満足のいく作品ができた様子でした。

選択活動後は、全員で「明日香荘」で温泉に入りました。お湯につかると「あー気持ちい!」と一日の疲れを癒していました。


19:24


山留米


12/5(水)

収穫祭が終わり、そろそろ雪が降るかな?と思いきや記録的な温かさにより、八坂でもまだ雪化粧を見ることはできません。それでも来週には雪予報もあり、待ち遠しく感じます。

今日はセンター入り、子どもたちは約2週間の農家活動を終え、「行ってきましたー!」と元気にセンターに帰ってきました。

本日の夕食は「山留米」の新米!学園生が春から手作業で育て、収穫したお米をみんなで頂きました。

IMG_1123.JPG

IMG_1121.JPG

IMG_1119.JPG

新米は、新米特有のモチモチ感とツヤがあり、噛めば噛むほど甘味が出て、お米だけでもどんどん箸が進みました。子どもたちも「米おいしい!」「やっぱ自分たちで作ったものはおいしいね!」と満足そうでした。

今年は例年に比べて収穫量は少なめで、あと3、4日ほどでなくなってしまいそうです。「それしかないの?」「あんなに頑張ったのにー」と言っている子も。半年間汗水流し頑張って収穫したものを、毎日40人分を食するセンターでは僅か数日で消費してしまうことを知り、農業の大変さとともに農家さんのありがたさを改めて感じたことでしょう。


22:00


第43回 収穫祭


11月17日、18日の2日間、山村留学の中で最大のイベントである収穫祭が行われました。

「自分のカラを破る!」「全力でやり切る!」という気持ちを持って当日を迎えました。当日の朝は、「始まるんだー」「緊張する」「どうしよう」と緊張感とワクワク感が入り混ざった様子。

1日目は、祭壇に収穫した作物をお供えし、自然の神様に感謝する神事や農事暦発表で幕を開けました。「自然界には人間の力ではどうにもならないことがある」ということ、そんな自然への畏れ敬う気持ちを、学園生も農作業を通じて感じとるという体験をしてきました。無事収穫できたことへの感謝の気持ちを込め、中3が神主となって厳粛な雰囲気で執り行われました。心配されていた雨も降らず、良いコンディションでスタートを切りました。

DSC_0031.JPG

個人体験発表では、八坂・美麻でしかできないことを大切に、それぞれ自然や生き物、モノづくり、食、文化などの体験について元気よく発表していました。

DSC_0132.JPG

DSC_0202.JPG

DSC_0176.JPG

DSC_0224.JPG

一から作り上げた全体発表の創作劇では、一人ひとりが役になり切り、自分のカラを破って演じ切りました。

DSC_0277.JPG

DSC_0297.JPG

DSC_0324.JPG

DSC_0332.JPG

DSC_0380.JPG

DSC_0396.JPG

DSC_0437.JPG

終了後には、涙する人や「良かったよ!」とお褒めの言葉もたくさんいただき、学園生もやり切ったという様子でした。

夜には、農家さん、保護者、OBの方々と会食会を行いました。

IMG_1039.JPG

IMG_1047.JPG

日ごろお世話になっている、農家さんにおもてなしをするなど交流を深め、楽しい雰囲気の中会話に花を咲かせていました。

その後、改めて太鼓や民舞の発表し、OBや保護者も参加したりと盛り上がりを見せていました。

DSC_0486.JPG

収穫祭2日目。

この日も、模擬店やバザーの前に学園生による演目発表で始まりました。昨日の疲れを感じさせないほど力いっぱい叩ききり、見ている方も拍手喝采でした。

DSC_0544.JPG

DSC_0505.JPG

保護者会が主催となった模擬店では、自分の担当の店でお手伝いをしている子や好きなものを買って食べている子。「あれたべた?」「これ美味しかったよ!」と大満足な様子でした。

DSC_0532.JPG

DSC_0522.JPG

IMG_1063.JPG

IMG_1068.JPG

今年の収穫祭もたくさんの方々にお越しいただき、「発表すごい良かったよ!」「感動して涙が出ちゃった」「みんなパワフルで元気もらったよ!」などといった声もたくさんいただきました。

「日ごろの感謝を伝える」という目標も達成でき、収穫祭は成功に終わることができました。

地域の方々、農家さん、個人体験をするにあたってご協力いただいた方々、様々な面でご協力いただいた保護者の皆様、本当にありがとうございました。

DSC_0050.JPG


19:36


収穫祭に向けて part4


収穫祭まで1週間を切りました。
金曜日には中3を中心に全体でミーティングを行いました。ミーティングでは、収穫祭に向けての意識の確認や一人ひとりができること、気を付けていくことなど。今一度意識を高め、最後の週末を迎えました。

収穫祭前最後の土日は、個人体験を進めるとともに、それぞれ分担の係仕事や、演目練習、劇のリハーサル等を行い、いよいよ来週に迫っているという緊張感が表れていました。

DSC_0014.JPG

DSC_0025.JPG

係の作業中・・・

DSC_0015.JPG

上級生、継続生が中心となり、指示を出し合いながら作業を進めています。

IMG_0937.png

20181111220903.png

残り5日間となりましたが、まだまだ発表準備や係の仕事など、やるべきこともたくさん。センター生活も2週間を過ぎ、集団生活における疲れも見える中ですが、最後の正念場を迎えました。

 発表において「気持ちを込めて伝える」という段階へ辿り着くには、もうひと踏ん張り必要なところ。限られた時間内に、自分たちが伝えたい内容をどのようにしたら相手に伝わるのか。そして、自分自身や学園が、「やり切った」という達成感を得るために、それぞれの「もう一歩」が必要なところ。

 ラストスパートの1週間が始まりました。


21:14


収穫祭に向けて part3


この週末も個人体験への取り組み、演目練習、劇練習と盛りだくさんの2日間となりました。

土曜日は、快晴。とても気持ちの良い日だったので、空き時間を見つけ、希望者で八坂ハイキングへ出かけました。センターから八坂地区内、十数キロの道のりを歩きました。

IMG_0775.JPG

IMG_0805.JPG

八坂から北アルプスを眺めることができる数少ないスポットです!

IMG_0809.JPG

見晴らしの良い場所でお弁当!「景色いいところで食べると美味しい!」と満足そうでした。
最後まで歩ききった時は、ヘトヘト、、、
「疲れたー」と言いながらも歩ききった達成感に浸っていました。

劇、演目の練習も着々と進んでいます。
劇では、全員が役者であり、裏方でもあるため、演技以外にも練習することはたくさんあります。空いた時間に各係で話し合い、確認しながら準備を進めています。

20181030_200022.jpg

20181104211014.jpg

IMG_0841.JPG

収穫祭まで2週間を切り、時間を十分に取れる日も残り少なくなりました。まだ作業をしている子、まとめに入っている子、進捗具合はそれぞれですが、学園生は『収穫祭』という同じ目標に向かって頑張っています!


18:43


収穫祭に向けて part2


いよいよ収穫祭に向けて最後のセンター生活が始まりました。
日に日に寒さも増し、朝晩の冷え込みも厳しくなってきました。それでも朝のつどいでは白い息を吐きながら、元気にラジオ体操をする学園生の姿があります。
山は色づき、鮮やかな紅葉が広がっていますが、北アルプスの上の方はもう白くなり始め、季節の変わり目を景色や肌で感じます。

IMG_0748.JPG

収穫祭に向けて劇、演目練習、個人体験とやることは盛りだくさん。子どもたちは限られた時間の中でそれぞれの体験に取り組む姿があります。

今日は劇、演目練習。
台本を覚えている子も増え、大きい声を出して「自分のカラを破る!」を目標にいろいろなことを意識しながら練習しています。

PA300016.JPG

PA300020.JPG

演目は新入園生もどんどん参加し、練習を重ねながら上達してきています。夏休み明けに比べると見違えるほどレベルが上がっています。それでもまだまだ課題はたくさん。とにかく練習をし、一つ一つ改善していきます。


21:23


大町アルプスマラソン・リンゴ狩り


10月21日(日)

雲一つない真っ青な空。最高の秋晴れの中、大町アルプスマラソン大会が開催されました。学園生は3キロ種目にエントリーし、参加してきました。

20181021_083628.jpg

DSC_0028.JPG

DSC_0030.JPG

DSC_0072.JPG

「がんばれー」「あと少しー」と、沿道の方々の声援に後押しされながら必死にゴールに向かって走っていました。

走り終わると、「すごい疲れた」「もう走れない」と全力を出し切った様子。振る舞いのリンゴや漬物、ドリンクなどを口にし「美味しい!」と疲れを癒していました。

マラソン大会の後は、リンゴ狩り!
会場を後にし、大町市内のリンゴ農園に行きました。

20181023112146.jpg

今日、収穫するのは「シナノスイート」というその名の通りとても甘くシャキシャキとした食感が特徴的なリンゴです。

20181023113103.jpg

IMG_0687.JPG

アルプスの山々をバックに記念撮影。

午後は、近くの公園でお弁当を食べ、その後は広場で思い切り体を動かして遊びました。子どもたち同士、缶蹴りや布を丸めてボールに見立てたドッジボールなど、何もない中でも自然発生的に遊びが始まりました。これも山村留学生の良さですね。

思う存分遊んでから農家さん宅へ戻りました。


17:01


美麻地区文化祭


10月14日。この日は全員で美麻地区の文化祭へ。

美麻小中の7年生から9年生は、学校行事として参加しました。1日中、運営や総合学習の発表と大活躍でした。学園生は、演目発表の時間をいただき、披露してきました。

学園生は、全員で舞台で披露するのは今年度初。収穫祭に向けて練習をしている3演目を発表しました。

PA140154.JPG

PA140159.JPG

PA140165.JPG

PA140178.JPG

午前中最後の発表でしたが、準備から最後の礼まで、緊張感に飲まれることもなく、皆が気持ちを込めて取り組むことができた時間となりました。演奏後、観ていた方々から「やっぱり山留生はすごいね!」「去年より上達してる!」「収穫祭が楽しみだね」とお褒めや励ましの言葉をかけていただきました。それでも、「ちょっと早くなっちゃった・・・」「隣とぶつかって思うように叩けなかった・・・」など、個々に反省は多々あるようで、現状に満足しない学園生に今後も期待です。

今月末には、八坂地区の文化祭もあります。大舞台を踏む毎に、成長を重ねていくことでしょう。

そして今日から農家入り。今週末の日曜日には、大町アルプスマラソン大会へみんなで出場します。


21:41


脱穀


10月13日。この日の朝は、気温7℃とこの秋一番の冷え込みに。朝起きると「さむいー」と言っている学園生も多く、外に出ると吐く息も白いほどでした。山々が連なる谷には雲海が広がっていました。

PA130069.JPG

稲刈りから一週間。はざ掛けし干した稲の脱穀作業を行いました。
脱穀の作業も昔ながらの農機具を使い手動で行います。

PA130098.JPG

PA130094.JPG

PA130107.JPG

まずは足踏み脱穀機を使い、稲から籾をとっていきます。踏んで脱穀機を回す人と機械に稲を入れる人に分かれ効率よく作業をします。「もっとまわしてー」「稲を先の方から入れて」と声をかけ合いながら作業を進めていきます。

PA130101.JPG

取った籾はふるいにかけます。ここでは残った藁や大きい草を取り除いていきます。

PA130121.JPG

千歯扱きを使って取り切れなかった籾をとります。

PA130115.JPG

最後は、唐箕を使い風の力で籾以外の藁やクズを飛ばし、選別します。

今年は夏の間雑草が生い茂り、収穫量は例年に比べて少なめでしたが、無事「山留米」を収穫することができました。


23:00





©2012-2018 SODATERUKAI All rights reserved.